トップへ

にらやま動物病院

HOME >  ブログ, 院長のひとりごと >  「ワンちゃん、ネコちゃんとの出会い」No.2

ブログ

「ワンちゃん、ネコちゃんとの出会い」No.2

子猫を拾ってしまった、どうしよう。。

こういう時は子猫ちゃんをタオルで優しくくるみ
(もし体が濡れてるようなら一刻も早く乾かしてあげてください)
動物病院が開いている時間帯なら、速攻、病院に連れてきてください。
子猫ちゃんの健康状態を診て、お世話の仕方、(もし飼えない時は)飼い主さん探しの方法等をお教えします。

☆病院がもし開いてなかったら。。。

とりあえず牛乳を飲ませたくなりますが、<絶対に飲ませないように!>下痢します。
小さい子猫だと脱水状態になり、命に関わります。

まだ走り回れないような小さい子猫は、ペットボトルにお湯を入れ(お風呂の温度位の)湯たんぽを作り、子猫を温めてあげてください。

子猫の体重を量って下さい。

体重700グラム以下(または歯が完全に生えそろっていない)時はスーパーやホームセンターに走り、子猫用ミルクと哺乳瓶を購入し子猫に飲ませててください。
飲ませる量や回数はミルク缶に書いてます。
(目の開いてない子は3時間おきに飲ませなきゃいけませんが、期間は人間の赤ちゃんに比べればほんの一瞬です。頑張ってください!)
うんち、おしっこは自力でできないので、陰部や肛門をお湯で濡らしたティッシュで、やさしくトントン叩いて出してあげてください。

体重700グラム以上(または乳歯が完全に生えている)時は「子猫用ミルク「と「缶詰」を買ってきて混ぜて与えてみて下さい。
缶詰の代わりにドライフードをふやかしてもかまいません。
缶詰もドライフードも『子猫用』と書いてるモノを購入してください。

体重1kg超えていればドライフードのみでも大丈夫でしょう。
食べにくそうならふやかしてあげて。
うんち、おしっこも自力でできるようになってくるので、お菓子の缶などに砂や新聞紙の細かくちぎったものを入れてトイレを用意してあげてください。。

布団の上やカーペットなど心地よい場所では、おしっこされるかもしれません。
ご注意ください。

そんな感じで急場を無事しのげたら、ぜひご来院ください。

 

伊豆の国市 にらやま動物病院  土屋