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にらやま動物病院

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いよいよお別れになりそうです。


先日の投稿から今日まで秀吉(ひでちゃん)はずっと頑張り続けてました。
斜頚は治りませんが、眼振はホモトキシコロジーの注射がよく効き、ずっと止まっています。
その合間に再びフードを食べ、妻のことをニャンニャン言いながら追いかけまわしてました。
点滴や注射に再び反応があり、ご機嫌な状態でしたが、この1週間は何をしても何をあげても全く口にしなくなりました。
四日ほど前からは水も口にしなくなりました。
それでも金曜日までは妻を後追いしてました。が、いよいよ今日はケージからも出てこなくなりました。
下痢や嘔吐、呼吸困難などのような困った症状、つらい症状が出ていないのが幸いです。
こうなると、もう積極的な治療は行いません。
過剰な点滴はかえって動物たちを苦しめます。
患者さん達に対しても、もういよいよだな。。と感じたときは、ほんの少量だけの点滴にとどめます。
枯れるように逝くのが一番苦しみが少ないそうです。
ひでちゃんを見守っていると、静けさの中に二人っきり…ただ時間だけが過ぎていきます。